REPORT 説明見学会 第１弾：ポイント＆売上集計に『洗濯代行』、コインランドリー店アワード受賞店舗が仕組みを公開
三共工業㈱／㈱ランドリーライフ
創業以来、1,000を超えるコインランドリーの開業サポートを行ってきた三共工業㈱。2018・19年の直近の２年間だけでも、グループ企業である㈱ランドリーライフと併せた施工実績は、139件に上る。
また、2019年のコインランドリー店アワードでは、山梨県にある同社の直営店が【ＵＩ・ＵＸ部門】賞を受賞。この賞は、ユーザーにとって使いやすく、質の高いサービスを提供する店舗に与えられるもので、コイン利用100円ごとに付与されるポイントがＷＡＯＮやnanacoなどといったメジャーポイントと交換できるという同社独自のシステム「ポインランドリー」などが高く評価された。
その「ポインランドリー」や、コインボックスの回収金額をスマホで明確化できる売上集計システムの「コインランドリノ」などのシステム販売が、このほどスタート。それに伴い、同社が各地で手掛けている実際の店舗での説明見学会を行うこととなり、その第１弾が2019年12月に、山梨県甲府市で行われた。
山梨開催のテーマは「弊社が創り上げる失敗しないコインランドリー」で、午前中は昨今のコインを取り巻く環境についてや、ポインランドリーなどのシステム解説、洗濯代行のPOSTWASHを併設することで、スタッフ常駐でも大きな売り上げを上げられる仕組みなどについての説明が行われた。
昼食を挟んで、午後からは実際の店舗を見学。その中でも特に注目を集めたのが、アワード受賞店舗であるコインランドリー新･洗濯生活 甲府店・POSTWASH 甲府店。ここはコインランドリー＋洗濯代行＋クリーニング取次の新設店舗で、2019年４月にオープン。コインの機械はステンレスで統一感を出しながら、エスエスティー・ＴＯＳＥＩ・ＬＧの「メーカー混成型」となっており、すべて新品でありながら、輸入機も活用することで初期投資を抑制。メーカーを問わない売上管理システムを導入しているため、店舗管理も行える。各機器にはもちろん、「ポインランドリー」を搭載している。
同店の洗濯代行＆クリーニング受付の奥は、主に一般客（ＢｔｏＣ）からの洗濯代行の依頼品を処理するスペース。さらに、その奥がエステサロンや整体院などＢｔｏＢの依頼品用の作業場となっている。施術中に着用するウエアやタオルが中心だが、“機械化”を図るのではなく、“手たたみ”であることが強みとなり、全国から品物が集まっているという。安定収入が得られるビジネスモデルとして、大きな注目が集まりそうだ。
写真：店舗のカウンターの後ろにある、主に一般客（ＢｔｏＣ）からの洗濯代行の依頼品を処理するスペース
写真：「︎メーカー混成型」で初期投資を抑制。奥に見えるカウンターの後ろが一般客用の洗濯代行のスペース
写真：さらに奥にあるのがエステサロンや整体院などＢｔｏＢの作業場。リネンサプライ業とは違う“手たたみ”であることが強みとなっているという
写真：各機器には「ポインランドリー」アプリの案内が
写真：２店舗目の見学先は、商業施設内に。この店も「メーカー混成型」となっている
写真：３店舗目はコンビニと同じ敷地にある店。ここは古い輸入機が中心で、利益率はかなり高そう
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今後の見学会スケジュール
同社の説明見学会は、この後、以下のエリア・日程で開催される。
〈東京〉2020年１月24日（金）
テーマ：メーカー混成でも可能なＩｏＴランドリー
〈名古屋・岐阜県内〉2020年２月19日（水）
テーマ：ランドリー激戦区での出店ノウハウについて
〈長野〉2020年３月18日（水）
テーマ：弊社ランドリービジネス発祥の地で語る本気のランドリー
各回とも参加費用5,000円。参加希望者は、TEL.03-6801-6075（平日９時〜18時）、E-mail：info@sankyo-ind.com まで。
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