コインランドリー情報誌 ランドリービジネスマガジン LBM

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KEY WORD:㈱マクロニクス/確実に下がる電気基本料金。電気基本料金年間165,000円削減までのフローを公開!

現地調査も無料の「信頼と安心」

 コインランドリーの主なランニングコストである光熱費。実は多くのお店がその仕組みを知らず電気料金を必要以上に支払っているという。

 省電力コンサルタント事業を展開する東京都新宿区の㈱マクロニクスでは電気基本料金削減を、製造・加工・運送・倉庫・集合住宅・マンション・医療機関・飲食業・介護施設・幼稚園に提案・実現してきた実績を有している。

 

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▲実際のコインランドリーでの調査内容を基に算出した削減金額

 

多くの人が知らない電力会社との契約内容

 同社によると、「電力会社との新規契約が全て『負荷設備契約』で交わされていることはあまり知られていない」。この契約は分かりやすく言うと、店舗にあるすべての洗濯機・乾燥機が1日中稼働した時のキロワットによって電気基本料金が決まるというもの。コンビニなど常に機械がフル回転している事業所向きかつ電力会社に有利な契約方法だというが、コインランドリーで一日中休む間もなく機械が回っていることはない。この時点でオーナーは損をしているということになる。

 一方、もう一つの契約方法として「主開閉器契約」がある。設置されているブレーカーのサイズによって電流(A=アンペアー)をキロワットに換算して電気基本料金が決まるというものだ。ブレーカーのサイズは機械の稼働状況によって決まるとのことで、「機械の台数は多いものの同時に稼働することが少ない事業所には最適。コインランドリーもそのパターンで、主開閉器契約に切り替えると基本料金が下がりやすい傾向にある」と同社。どのくらい下がるのかというと、電子ブレーカー(後述)の設置の上、主開閉器契約への切り替えで最大で60%だそうだ。

 

現地調査は無料で実施

 上記を踏まえたうえでマクロニクスでは、まず無料の現地調査を行う。よくある質問として「調査の間、お店は営業できるのか?」と訊かれるとのことだが、「停電はしません(=営業できる)」と同社。

 

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▲基本料金削減までのフロー。 どうしても現地調査が必要だという。 昨今「現地調査不要」を謳う業者も出始めたのでご注意を

 

 その調査結果を基に電気基本料金がどの程度下がるのかを報告書としてまとめ、オーナーに提出。話がまとまったら、電力会社に主開閉器契約への切り替えの申請も同社が行う。契約変更後、アンペアーに最適な自社開発の電子ブレーカー「MNB(マクロニクスブレーカー)」を導入する。これにより主開閉器契約への変更と合わせて基本料金が削減される。

 

〈削減事例〉年間165,000円↓の店舗

 左の表は、実際の店舗での削減事例。調査項目はランドリー機器やエアコン、給水ポンプなどで「機械が動いたときの電流値や稼働する時間など調べて、適切な電子ブレーカーのサイズを選んでいるのでご安心下さい」と同社。また、削減金額について「ウチのお店はどのくらい下がるの?」という問い合わせが頻繁にあるというが、実際に現地で調査をしないと正確な数字は出せないそうだ。ただ、先述の通り調査は無料かつ店を閉めずに行えるので支障はない。掲載した事例では、月13,800円、年間で165,600円の削減となる。これが3年、5年…と積み重なっていくと、投資金額の回収速度にも大きく影響することだろう。

 

マクロニクスブレーカーとは?

 MNBは一般的な感熱式ではなく、電子ブレーカーで非常に細かな機種構成が特長(例えば感熱式ブレーカーでは15、20A用がある一方で、MNBは18A用もある)で、感熱式のデメリットである、「決められた電流値を超えた場合の遮断」も規定時間であれば生じない。最適なブレーカーを提供することができる理由はこうした細かな機種構成を揃えているからで、その分、感熱式よりも大幅な電気基本料金の削減が実現できる。もちろんブレーカー変更による停電の心配は一切ない。東京都中小企業振興公社の「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」(優れた製品、技術、サービスの販路開拓を支援する事業)の対象製品であり、行政のお墨付きも得ている。

 昨今、「現地調査なしでブレーカーを設置できる」と手数をかけないスムーズさを謳った業者が出始めているが、トラブルの原因になるため同社では注意を呼び掛けている。

※問い合わせはTEL03-6862-8088まで

 

 

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▲ブレーカーと電子ブレーカーの違い

電子ブレーカーの特徴は「安全」かつ「最適な基本料金への設定が可能」なこと

 

 

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