注目度急増!コインランドリー設置のソーシャルアパートメント WORLD NEIGHBORS清澄白河、内覧会に潜入!
REPORT ㈱グローバルエージェンツ
前号で㈱グローバルエージェンツ(本社・東京都渋谷区、山﨑剛社長)が運営する隣人交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント(以下「SA」)の事業を紹介したが、その際はオープン前だった、コインランドリーを設置し、洗濯代行も行う新たなSA 「ワールドネイバーズ清澄白河」が今年3月にオープン。4月に開催された内覧会に本誌も参加した。
3人の居住者によるトークイベント
山﨑剛社長は、ランドリースペースで洗濯代行システムについて説明。実施における最大の目的は「機械稼働率の平準化」だ
居住者が最も多くの時間を過ごすのがこちらの共用ラウンジだ
当日はプレス関係者が多数集まり、1F の共用ラウンジでSA の説明と居住者によるトークイベントが行われ、SA 入居の目的、魅力などが語られた。その後、ランドリースペース、カフェ、部屋などを見学した。
最大の売りであるコインランドリーでは、山﨑社長がコインを活用した洗濯代行の実施について説明を行い、料金は月2回までは賃料に込みで、3回目以降は1回1,300 円、居住者は同社オリジナルのランドリーバッグに衣類を入れて専用ポストに投函、それをスタッフが回収、即日または翌日までに洗濯、乾燥、たたみまでを行い、返すといった流れを紹介した。
カフェ内にはポップアップストアがあり、内覧会の期間中はフレディレックウォッシュサロンの商品を販売していた
コイン業界でも高まる存在感
オープンから間もないが、日常生活の一部をアウトソースしてもらうべく、コインランドリーをSAに導入した同社の経営戦略が各メディアから注目を集めている。テレビ番組の「コインランドリー特集」でも度々取り上げられ、11 月末に開催の「第2回国際コインランドリーEXPO 2017」で山﨑社長がセミナーを行うことも決まった。コイン業界でも存在感を高めつつある。
ランドリーバッグには4キロ分の衣類が入る。洗濯代行では、プロの技術が必要なドライクリーニングなどは行わない
Tシャツブランドとタイアップ ワークショップを開催、コインで過ごす時間をさらに楽しく!
8 月26 ~ 27 日、TシャツブランドのLaundry とタイアップしたイベント「COIN Laundry de asobo!!」を開催し、近隣に住む小さな子ども連れの家族など多くの人が清澄白河に集まった。
Laundry は「Laundry is Fun!!」をコンセプトに、お洗濯の楽しさを伝えるTシャツをデザインしているブランド。そのブランドと同社がタイアップし、「コインランドリーで過ごす楽しい時間」を体感してもらうことが今回のイベントの目的だ。
コインランドリーが楽しい空間に
Laundryのシャツ(上段左)とバザー(上段右)、カフェも多くの人で賑わった
当日はワークショップとして、ランドリースペースにて、Laundry のTシャツに、クレヨンやマーカーを使って自由に絵を描く「アートカレッジオブTシャツ」を開催し、参加した子どもたちは、思い思いにTシャツを彩り、普段は味わえない「服の上でペンを走らせる」という開放感にとても楽しそうな様子だった。他にも、Laundry が集めたアンティーク・ビンテージ商品が並ぶミニガレージセールもあり、取材した記者もここでしか手に入らない超レアアイテムに出くわし、ちゃっかり購入した。
なお、同社はコミュニティの場として機能するSA の利点を存分に活かし、ワークショップなどのイベント開催を通じて、従来型のランドリー空間とは異なるランドリーでの過ごし方を、今後も提供していくとのこと。
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