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教頭と自衛官が女性の下着を盗む 暗証番号式にして安心を呼びかけるホテルも

コインランドリーで女性の下着を盗んだとして、小学 校の教頭と自衛官が懲戒免職処分や逮捕されるなどした。

 

長崎県の県立小学校の男性教頭(59)は、6月10 日に大村市内の駐車場で職務質問を受けた際、車内に130点もの女性用下着などがあり、この4年間に長崎と佐賀県内のコインランドリー計58 店舗から女性用下着を持ち去ったことを認めた。大村署では窃盗容疑で捜査しており、県教育委員会は7月28 日、男性教頭を懲戒免職処分にしたと発表した。

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洗濯が終わった後、他の人に開けられる心配がない暗証番号式を採用したホテルも(写真はイメージ)

 

また、三重県警津南署は6月30 日の夜、三重県津市内のコインランドリーで、乾燥機内の女性用下着を盗もうとした疑いで、陸上自衛隊久居駐屯地の陸曹長(53)を現行犯逮捕した。被害者の女性が知人と洗濯物を取りに戻ったところ、容疑者が乾燥機のふたを開けているのを見て、110 番した。容疑者は「下着を見たかったので触っていたが、盗むつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。

 

きれいで明るい店舗の増加により、コインを利用する女性が増えてきたところだが、こうしたニュースが報じられると、今後は二の足を踏む女性が増えてしまいそう。何かいい対策はないものだろうか? 

 

一つの方法としては、今号でも紹介している「Araeru(アラエル)」のように完全会員制とし、会員以外は店に入れないようにすること(会員カードをタッチすると扉が開く仕組み)。盗難をゼロにすることはできないかもしれないが、誰でも自由に出入りできなくなるので、一定の効果は望めるだろう。

 


また、コインランドリーではないが、某ホテルにこの春設置されたコインランドリーは扉が暗証番号式で、洗濯が終わった後、他の人に開けられる心配がないため、「安心してご利用いただけます」としている。この方法だと、ほぼ被害はなくなるであろうが、暗証番号を決めた利用者が終了後、すぐに洗濯物を取りに来てくれないと、機械が遊ぶ時間が長くなるというデメリットが考えられ、なかなか妙案がないのが現状であろう。

 
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