1店1店「顔が違って当たり前」、豊富なノウハウで繁盛店づくりに自信あり!
REPORT:専属デザイナーが3人在籍
㈱アスファクト ランドリープレス事業部
ランドリープレス横浜日ノ出町店/羽田店
これまでに同社が手掛けた店舗の一部。「1店1店のデザインが違って当たり前」と“同じ顔”の店は一つもない!
クリーニングの機器販売会社で14年間、営業マンとして働いた後、11年前に独立。クリーニング及びコインランドリーの運営と、その機器販売、設計施工などを行う㈱アスファクト(本社・福岡市南区)を立ち上げた和田剛氏は、昨今のコインブームについて、「全国で増えてはいますが、利益が出ていない“かわいそうな店”がいっぱいある」とみている。
店内でゆっくりコーヒーを楽しめるほか、同社の直営店にはクリーニングコーナーも併設されている
同社は、福岡と東京・神奈川でクリーニング&コインランドリー併設の直営店を9店舗(他にクリーニングの工場を3工場、12店舗)展開。営業マン時代から携わってきた経験を活かした立地選定や店舗設計により、どこも繁盛店となっており、店舗内にある小さな「経営者募集中」の案内やホームページなどから、「ウチの店舗もつくってほしい!」との依頼が年々増え、これまでに50店以上のコインランドリーをつくってきた。
「フランチャイズ契約ではないので、加盟金やロイヤリティは一切かかりません。当社の看板(Laundry Press)、店舗デザイン使用時でも同様で、看板や内装、電気工事等々はオーナー様に手配していただいても構いません。洗剤等の資材についても、大量仕入れによるスケールメリットがあるので、個別に購入するより安いはず」と和田社長。もともと業務用機器の営業マンだったため、機械を買ってくれた人へのサービス精神から、このような仕組みとなっているようだ。そのため、「他社と比べると、金額的には相当安いと思いますよ!」と自信を持っている。
もちろん、安さ以上に重要なのが、手掛けた店が繁盛するかどうか。この点についても絶対的な自信があるといい、オーナー希望者から相談があっても「これまでの経験から『オーナーの希望に沿えない』と感じる立地の店なら引き受けない」と徹底している。
2017年10月にオープンしたばかりのランドリープレス横浜日ノ出町店(横浜市中区)。店内はもちろん、テラス席でもくつろぐことができる
「香りが選べる」のもランドリープレスの特長。+200円のソフターの方がよく売れるそうだ
その上、写真を見てもらうと分かるように店舗のデザインも、とにかくカッコいい! なんと同社には専属のデザイナーが3人もおり、これまで手掛けた50店は看板の色や内外装など、すべてデザインが違うそうだ。「物件がもともと持つ顔や地域性、オーナーの好みなどが違うのだから、1店1店のデザインが違って当たり前」(和田社長)というわけだ。
こちらも直営の羽田店(東京都大田区)だが、外観や内装は日ノ出町店とは全く違う。全国でも珍しい「ペット専用セルフシャワー」設置店
成功する可能性の高い立地に、いま風のカッコいい店舗をつくる同社には全国から依頼が殺到しているが、前述のように「お断り」するケースも多いことと、キャパシティの問題で手掛けられるのは「1か月に2店舗程度」なので、順番を待っているオーナー候補がどんどん増加。その中には2店舗目、3店舗目も同社で!というリピーターも多いそうだ。
「人生をかけて開業するサラリーマンの方からの依頼も多く、こちらもその思いに真摯に応えたい」と和田社長。店舗づくりの相談だけでなく、融資に関する手伝いも行っており、金融機関に提出する事業計画書や図面等を、行政書士の資格を持つ社員が中心となって用意することも。
その同社が、第2回コインランドリーEXPOに出展するが、実は一番新しい直営店は、会場のパシフィコ横浜からほど近い横浜日ノ出町店(京浜急行「日ノ出町」駅から徒歩で5分程度)。会場で説明を聞いた後は、実際の店舗に足を運んでみるのもいいかもしれない。
株式会社アスファクト
ランドリープレス事業部
本社 福岡県福岡市南区清水3丁目24-36
東京支店 東京都大田区東糀谷2-14-17
【問い合わせ】フリーダイヤル 0120-429-192
【事業内容】クリーニング機器販売・メンテナンス/クリーニング工場 設計・施工/コインランドリー企画設計施工/コインランドリー機器販 売・メンテナンス
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