【展示会特集：カミナガ販売㈱〈ブースNo.7105 ＆ 7106〉】「銀イオン（Ag+）による清潔洗浄」で差別化
カミナガ販売㈱は、1973年（昭和48年）に設立されたクリーニング資材の総合商社。ポスター等を始めとする販促物に看板、加工剤など、店舗や工場で役立つ様々なアイテムを45年にわたり提案。クリーニング業界では、誰もがその存在を知っている企業である。
その同社が、クリーニング店で広く導入されている「銀イオン（Ag+）による清潔洗浄」の提案を、数年前からコインランドリーでもスタート。洗濯と同時に消臭・除菌が行える「銀イオンコース」により、他店との差別化や単価アップに役立てているところが増えている。
銀イオン洗浄とは
写真：導入店にはカミナガが作った銀イオン洗浄の案内が
2018年３月、茨城県龍ケ崎市にオープンした「ランドリーステーション龍ケ崎藤ケ丘店」では、『当店の洗濯には、すべて銀イオン水を使用しています！』とＰＯＰでアピール。同店には洗濯乾燥機が大２台、中２台に23㎏の洗濯機が２台あるが、どの機械でも洗っても割り増し料金なしで「銀イオン水洗浄」が行える。
写真：︎茨城県龍ケ崎市の「ランドリーステーション龍ケ崎藤ケ丘店」。洗濯ができる６台は全て割り増し料金なしで銀イオン水洗浄が行える
また、東京都文京区の「ニューライフランドリー白山店」では、２台ある洗濯乾燥機（中型）に「銀イオンコース」を導入。洗濯＆乾燥の標準コースは1,200円だが、銀イオンコースは100円増しの1,300円に。近年の消臭・除菌ブームもあって、なんと洗濯を行う「３人に１人」が銀イオンコースを利用しているという。
写真：「ニューライフランドリー白山店」では、２台ある洗濯乾燥機に『銀イオンコース』を搭載。標準コースと比べ１００円増しとなるが、「３人に１人」が銀イオンコースを利用しているという
2018年７月６日にオープンした東京都品川区の「ニューライフランドリー西大井店」でも、中型２台、大型１台と３台ある洗濯乾燥機のうち、中型１台に「銀イオンコース」を搭載。「標準コースと比べ100円高いが、銀イオンコースを搭載した機械の方がよく動いている。３日間のオープンセール時に店頭で説明をした際も、『せっかくだから、こっち（銀イオン）がいい』という方が多かった」と同店のスタッフ。
写真：「ニューライフランドリー西大井店」では、標準より１００円高い『銀イオンコース』を導入
さらに同店では、珍しい洗濯関連アイテムを、ガチャポンを活用して販売している。その中身は、頑固汚れ専用の固形石鹸『エネロクリーン』と、『コインランドリー用しみ抜き剤（液体５㎖）』で、いずれも価格は100円。
写真：同店ではガチャポンで洗濯関連アイテムを販売している
２つともカミナガの商品で、エネロクリーンはクリーニング店の店頭で長年にわたって販売されている石鹸。泥汚れがついた靴下やスニーカーに、通常の洗濯では落としにくい血液や皮脂汚れ等にも効果を発揮する。一方のしみ抜き剤は、昨年からクリーニング店に向けて販売されているもので、「クリーニングに出てくるシミがついた品物の８割は落とせる」として、「８割落ちるしみ抜き剤」と名付けられた。プロの間でもリピーターが多いので、同社ではその性能に自信を持っており、原液を塗布し、２〜３分後に洗濯するだけと使い方も簡単なことから、コインランドリーでも販売を始めている。
ボールペンや口紅、果汁、ワイン、しょうゆ、ソース、マヨネーズ、ドレッシング、トマトソース等の食べこぼしのシミなどに威力を発揮。家庭での「シミ」の悩みの解決に、大いに役立つことだろう。
展示会２日目に出展者プレゼン実施
他店との差別化を実現し、付加価値コースとして売り出すと驚くほど多くの支持を集める「銀イオン洗浄」。導入までの流れやコスト等が気になるが、展示会２日目の９月13日（木）に行われる同社の出展者プレゼンテーションで詳しい説明がなされる。
時間は13時〜13時45分、場所はセミナー会場Ｃ。同社では、「銀イオン抗菌水を使用した消臭除菌洗いを行い、家庭洗濯や競合店との違いを明確にして、お客様には今まで以上に清潔なイメージを持っていただく事での、ランドリー稼働率アップをご提案させていただきます。誰でも無料で参加できますので、興味のある方は直接会場に足をお運びください」としている。
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