It ' s new：ゼンドラ株式会社（LBM発行元）／自立型の「飛沫防御スクリーン」、フレームは錆びにくいステンレス、簡単メンテナンス・店舗、オフィス、レストラン用を取り揃え

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は2020年５月25日に全国で解除されたが、ワクチンができるなど完全に収束が見込めるまでは、感染症専門家会議が提言する「新しい生活様式」に沿って、日常生活を送っていく必要があるだろう。

　その提言の中には、①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いの「一人ひとりの基本的感染対策」のほか、対面が想定されるシーンに関して、「会話をする際は、可能な限り真正面を避ける」や、食事の際にも「対面ではなく横並びで座ろう」というものがある。

　これはもちろん、飛沫による感染を防ぐための提言であるが、同じ目的で、さらに安全性を高めるために多くの施設で取り入れられているのが、ビニールシートやアクリル板などである。

　ＬＢＭを発行するゼンドラ㈱ではこのほど、「飛沫防御スクリーン」の取り扱いを開始。飲食店やオフィスへの設置に最適な自立型で、組み立てやメンテナンスも簡単と使い勝手の良い製品となっている。

　クリーニング店など、対面して、ある程度の大きさの品物をやり取りできる開口部の広い【お店用】と、会議室や商談コーナーなどに最適な【オフィス用】、飲食店での使用を想定した【レストラン用】があり、用途に合わせて選択することができる。

写真：感染拡大を防ぐため、オフィスや社員食堂などでも導入が進んでいる


　いずれもフレームにはステンレスを採用しており錆びにくく、フィルムは0.3㎜の透明ビニールシート。組み立ても簡単で、オプションの拡張ユニットを活用することで、最大２枚をつなげて幅３枚分としたり、ウイングユニットによりスクリーンの幅を左右それぞれ30㎝広げることも可能。フレームのステンレスのカラーは、無色、ホワイト、ブラックの３色から選べ、価格はお店用が１台9,980円より、オフィス用が8,980円より、レストラン用が7,980円より（いずれも消費税に送料・代引き手数料が別途必要）。

写真：お店用とオフィス用は、スタンダードとワイドのどちらかを選べる

写真：開口部の広さは、ビニールの下部を丸めることで使い勝手の良いサイズに調整できる


　同シリーズ製品は、クリーニング店に多数導入されているほか、「日本オープン選手権」を開催した実績もある関東の名門ゴルフクラブでも採用されている。実は、このクラブの支配人は、「スーパーやコンビニなどで天井からビニールをぶら下げた施設が目につくようになったが、当コースは誰でもやってくる場所ではなく、クローズドメンバー（メンバーとその紹介者）がプレーする場所。そのため、天井からのぶら下げは質感や見栄えが…」と当初はビニールシートの設置に乗り気ではなかったそうだが、「これなら、お客様にもチープだという印象を与えないだろう」と考え、４月下旬にゴーサインを出した。

写真：︎日本オープンの開催実績を持つ名門ゴルフクラブのフロントにも設置されている

写真：同クラブのレストランには13台も。これは、このテーブルのサイズに合わせた１２３㎝幅の特注品


　すると、スタッフからは「やっと設置してくれた」との声が上がったといい、現場が待ちわびていた対策だったのだ。現在はフロントに２台、売店とマスター室（進行管理を行う場所）に 各１台、そしてレストランには13台も設置されている。これは、ゴルフ場経営者による業界団体の「レストランを営業する場合、真正面の配置を避けるか、テーブル上に区切りのパーテーション等を設ける」との感染対策の指針に従ったため。

　さらに、「天井からぶら下げた施設では、シートがヨレヨレになってしまっているものも見かけるが、これは常にピシッと張りがあり、アルコールをつけた布で簡単に手が届く範囲でお手入れができるのもありがたい」とメンテナンス性についても高く評価。「皆がマスクを外せるようになるまで、こちらも外せない」というほど、貴重な存在となっている。

　行政でも飛沫対策のアクリル板などへの投資に補助金を出す動きが広がっており、購入を検討する際には、ぜひ調べてみては。製品についての問い合わせは、ゼンドラ㈱（TEL03-6821-6611）まで。

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