FRANCHISE:㈱エムアイエス/箱(店舗)が半分ならランニングコストも下がる! セブンイレブン隣接出店を進める
前号ではコンビニ業界最大手・セブンイレブンとタッグを組み、開業希望者に「コンビニ隣接」という好立地を紹介する新たな展開を紹介した、全国約580店舗のFC本部・㈱エムアイエス。
今号は、2020年8月21日に大阪府枚方市にオープンしたセブンイレブン隣接の「mammaciao枚方池之宮店」を訪問し、現場に立ち会った同社の三原淳社長と、池之宮店オーナーの河合聡彦さんにインタビューした。
写真:2020年8月21日にオープンしたmammaciao 枚方池之宮店はセブンイレブンと隣接。写真左手にはマ ンションもあり、「土日の家族世帯の利用も期待している」と河合さん
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三原淳社長「差別化につながる強みをオーナーへ」
——まずは現況をお聞かせください
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響により、4月は加盟店全体で売上は1割下がりました。しかし、5月以降は回復基調です。現在は、トータルで約580店舗ほどになります。
写真:三原淳社長(右)と河合聡彦オーナー(左)
——コロナ禍でコインランドリー利用における変化を感じた部分はありますか?
やはり「現金を使いたくない」というニーズは増えたと思いますね。2月以降、電子マネーのリーダライタ導入も加速していますし、プリペイドカードの利用率も上昇しています。
——そのほか、市場全体について感じる変化は?
正直、地域によっては供給過多(=店舗数が多すぎる)なところもあると思います。その中で、老舗としてのブランドや約580店舗の展開で蓄積されたノウハウ等様々な強みが、オーナーの皆様にとって他店との差別化につながるよう、やっていきたいと考えています。
——その差別化の一つが、前号でも掲載したセブンイレブン隣接好立地の紹介ですね?
はい。特に今回の池之宮店は、セブンイレブンが同じ敷地内で移転をし、元々使っていた箱(=店舗)の半分のスペースを活用した店舗(※残りのスペースはテナント募集中)です。勿論家賃コストも丸っと借りるより安くなります。ランニングコストが下がり、なおかつ隣にセブンイレブンがあり、集客の相乗効果も期待できる。コンビニ自体、セブンさんがしっかりリサーチして出された土地なので、車も出入りもしやすく信頼をおけるロケーションです。今後、こうした「箱の半分を活用した出店」を増やしていけたらと考えています。
写真:元々セブンイレブンの店舗だったこともあり、外壁はお馴染みのレンガ。赤丸で囲んだ部分が、残り半分のスペースでテナントを募集中だという
写真:オープン初日の午前中から、早速来店客の姿が見られた
写真:3000円で3600円分使えるプリペイドカード
——三原社長、ありがとうございました
河合聡彦オーナー「相乗効果を出していきたい」
——セブンイレブン隣接での開業で期待していることを教えてください
集客面に期待していますが、逆にこちらに来たお客が、セブンさんの新規来店に繋がり、相乗効果を出していければいいと思います。
——マンマチャオの魅力的な部分を教えてください
色々ありますが、店舗数の多さ(※関西で約80店舗)やノウハウの部分ですね。アドバイスを受けながら、上手くやっていきたいと思います。
——河合さん、ありがとうございました
※フランチャイズに関する問い合わせはエムアイエス(TEL0120-79-5523)まで。
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