【展示会特集:㈱アスファクト ランドリープレス事業部〈ブースNo.207〉】差別化、付加価値、競合を作らない店づくりで ランドリープレスには今も驚異的なペースで依頼が殺到!
「一時期ほどの勢いはなくなった」と昨今、耳にすることがあるコインランドリー業界。そんな中、コインランドリーの開業・出店サポートを手がけるランドリープレス(㈱アスファクト=本社・福岡市南区)は、これまで200店舗以上の出店をサポート。2020年に26店舗、21年は35店舗を見込むなど、業界の流れに関係なく、その勢いは止まらない。
写真:毎回、コンセプトの異なる様々なタイプの店を作っているランドリープレス
「オーナー様のコンセプトやご要望に合わせたお店づくりに注力し、その地域性や立地条件に適った機械選定にもこだわっている」と和田剛社長。自社でも福岡、関東エリアで合計20店舗のランドリーを経営し、ほとんどの店舗が売り上げ100万円以上を超えているという。「直営店で得たノウハウやデータを活用し、オーナー様のお店づくりにも取り入れていることが功を奏している」と説明。独立前は、クリーニング機械販売の営業職を14年間務め、「そこで得た機械の知識と、16年間で培ったランドリー経営をミックスした開業サポートが当社の強みでもある」という。
㈱アスファクト・和田剛社長
さらに、業界30年一筋の和田社長が考案した、
「柔軟剤セレクト」(3種類の柔軟剤から選べる)
「お湯洗いオプション」(追加100円でお湯洗いコース に変更)
「ダニ退治コース」(洗濯前に高温乾燥でダニを撃退)
「布団洗い特別コース(抗菌剤を加えた特別洗い)」
写真:ランドリープレス仕様により「自分好みの洗い方ができる」ほか、オプション売り上げも大きなものに
などのコースやオプションを盛り込んだ“ランドリープレス特別仕様”の洗濯乾燥機も好評を博している。衣類や布団類を単に洗うのではなく、来店客の要望に応じたさまざまな「洗い方」を提供できるのも強みでもあり、他店との差別化を図っている。さらに、利用者のほとんどがオプションを追加するケースが多く、ランドリーの売り上げアップにも大きく貢献している。
出店候補地、競合他社に対する考え方
和田社長は、「出店ペースは多少落ちたものの、今でもランドリー出店は全国で増え続け、近隣店舗同士で売り上げを取り合いするケースはますます増えてきました。当社がスタートした福岡、九州エリアは元々激戦区で、そのような中で当社も競い合ってきました。このような状況は今後、全国各地で増えていくでしょう」と分析する。
その一方で、出店サポートの際、「市場調査や近隣の競合店舗調査を実施しますが、目の前や隣接に他店ランドリーがあっても『競合相手ではない』と判断した場合は、勝てる自信があるので出店を促進します。逆に、立地条件が適っていても、近隣に戦いたくない相手がいたら、出店を控えるケースもあります」と、オーナーの出店意欲をいったん止めさせ、別の立地条件での出店候補を提案するという。こうしたスタイルがオーナーからの信頼を得て、今なお躍進を続ける原動力となっているのであろう。
写真:「戦いたくない」と思わせる店を作ることが、最大の競合店対策に
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