コインランドリー情報誌 ランドリービジネスマガジン LBM

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【展示会特集:㈱ダイワコーポレーション〈ブースNo.410〉】2021年コインランドリーの出店トレンドとは? ~ ダイワコーポレーションの実績から見えるコインランドリー市場の今 ~

 2021年も半ばを経過し、コロナウイルスによるパンデミックは未だ終息が見えない状況ではあるが、コインランドリーの出店数は前年同水準で推移していると言われている。

 これまで全国2,200店舗のコインランドリーの出店をプロデュースしているダイワコーポレーション加藤執行役員に、2021年に出店した店舗の特長と直近の出店トレンドについてうかがった。

 

 当社における出店は、今年に限らず全体を通してリピートオーナーによる出店が多い傾向ですが、2021年の出店傾向としては、以下の3つがあげられます。

 

2021年の出店トレンド

  1、大型店舗の出店が増加

  2、居抜き活用から新築へのシフト

  3、大型店の洗濯機設置は店舗売上確保に必須

 



◆店舗規模のトレンド

———大型店舗の出店割合が多いとありますが、実際どのくらいの割合を占めているのでしょうか?

 

 15坪以下の小型店は全体の1/4程度にとどまり、半数を超える店舗が26坪以上の大型店舗となりました(図1)。最大規模の店舗は77坪もの大きさがあります。

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 コインランドリー利用は天候や季節の影響を受けやすく、利用者が一定の日や時間帯に集中しがちです。利用者は待ち時間を避けるため、機械台数の多い大型店舗を選ぶ傾向がみられます。この結果、店舗側としては、想定していたよりも広域商圏のお客様が獲得できるようになりますので、近年では大型店の出店を検討されるオーナーが増えています。



◆出店物件のトレンド

———出店トレンド2つ目、居抜き活用から新築へのシフトとありますが、これはどのようなことでしょうか。

 

 図2にありますように、今年の出店では新築が4割弱ありますが、過去の出店においては新築が1割強程度でしたので、大幅に増加していることになります。空きスペースの活用でコインランドリーを開業というよりも、新築で事業を始めるオーナーが増えてきていることから、コインランドリーの事業としての価値を重要視する経営者が増えていることがわかります。コインランドリーは10年以上継続する事業ですので、長期的な家賃を加味した上で、賃貸ではなく所有物件での出店を検討されています。

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◆機種構成のトレンド

———最後に、出店時の最重要検討事項となる機種構成についても特徴が見られているようですが、どのような機種が選定されているのか教えてください。


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 図4の通り、洗濯乾燥機を設置する店舗が多く、3〜4台設置する店舗が全体の3/4を占めています。店舗の坪数によっても推奨する機種構成は異なります。都市部がメインの小型店舗は洗濯乾燥機の利用に集中しますし、大型店舗では車の利用が増え、洗濯機だけを利用する利用者がいることから、郊外店では洗濯機の台数を充実させています。

 また、図5のグラフはコインランドリー利用者に聞いたアンケート調査の結果ですが、洗濯乾燥機だけでなく、洗濯機の利用者も年々増加していることがわかります。洗濯機の利用者はリピーターの傾向が見られるため、機種構成において重要視するオーナーも増えています。

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 当社は事業の見直しにともなう空き物件や事業転換の際にも、事業者にとって最善のビジネスがご提案できるよう、多様な出店ケースをもとにしたご提案をいたします。物件をお持ちの方や候補地が確定している方には、事業シミュレーションを作成させていただきます。物件がない方でも、候補物件をご紹介させていただくことが可能です。

 また、当社が年に一度実施している「コインランドリー利用者実態調査」(6回目)を8月に実施し、その主要結果を2021年の利用者トレンドとして、コインランドリーEXPOブース内でご紹介いたします。

 コインランドリー市場データのお問い合わせ、独立型の出店をお考えの方は、ダイワコーポレーション(0120-045-640)まで。


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