コインランドリー情報誌 ランドリービジネスマガジン LBM

国内唯一無二のコインランドリービジネス情報誌




国内唯一のコインランドリービジネスの専門展『第1回 国際コインランドリーEXPO 2016』 同時開催展のCLVとあわせて10,292人が来場!

201612月2~4日、東京ビッグサイト

 国内で唯一のコインに特化した展示会として、昨年12 月2~4日に東京ビッグサイトで初めて行われた「第1回 国際コインランドリーEXPO 2016」(主催・国際コインランドリーEXPO実行委員会)。近年、成長が続いている分野の初のイベントということで関係者の関心は非常に高く、主要機械・資材メーカーにFC本部、店舗デザイン、両替機メーカーなど26 社が出展、総小間数56 という規模であった。

 同時開催されたクリーニング業界向けの展示会「クリーンライフビジョン21 2016 東京国際クリーニング総合展示会」(以下「CLV」、主催・全国クリーニング生活衛生同業組合連合会)とあわせて発表された3日間の来場登録者数は10,292 人(初日4394 人、2日目2575人、3日目3323 人)。

 同じく東京ビッグサイト2014 年に行われたCLVの8265 人と比べると2割以上ものアップで、CLVは年々規模が縮小していることを考えると、今回の来場者増は、初めて開催されたコインEXPOの効果が大きかったと思われる。

 実際にコインの出展者からは、建設関係や不動産、ガソリンスタンド経営者など、「これまでCLVには来なかった人が多数来ていた」との声が多く聞かれた。

 コインに特化した展示会は国内初開催であったが、前述した通り新しい顔ぶれの来場者が多かったことと、商談も活発に行われたことから、ほとんどの出展者が同展を高く評価していた。

 

 

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(写真=主要機械・資材メーカーなどが一通り出展し、会場は賑わいをみせた)

 

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(写真=会場では、商談も活発に行われた)

 

コインランドリー店アワード開催

 そのコインEXPOの関連イベントとして「コインランドリー店アワード」が12 月3日、会場内のイベントステージにて行われた。

 これは、全国のコインランドリーを対象とし、本アワードの選考委員(別掲)が選出するコイン店舗を、国内で唯一のコインに特化した展示会の会場で表彰するという同展の目玉企画として実施されたもの。

 あらゆる側面から、もっとも評価の高かった店舗に授与する【最優秀賞】に輝いたのは、神戸市垂水区のWASH&FOLD神戸垂水店。WASH&FOLDはコインランドリー、クリーニング、洗濯代行という新しいスタイルを確立。先駆者として業界を牽引しており、今までの貢献度も考慮し選出された。なお本誌では、受賞後の同店を取材、今号にて紹介している。

 【特別賞】は、展示会場に模擬店舗も作られるほど話題を呼んだ、㈱ノムラクリーニングが大阪府吹田市で運営するninOval wash cafe(ニノーバル・ウォッシュ・カフェ)吹田紫金山店が、ユーザー目 線に立って、コインランドリーに決定的な付加価値を加えたことが評価され受賞。なお、同店については本誌創刊号で紹介している。

 

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(写真=【特別賞】を受賞した㈱ノムラクリーニングのninOval wash cafe吹田紫金山店(大阪府吹田市))

 

 さらに、バブルと言われるほど店舗が急増する現状において、既存のパイを奪い合うのではなく、新たな需要を創造するべく女性専用コインとした広島市佐伯区の小柴クリーニング八幡2丁目店も、同じく【特別賞】 を獲得した。なお、同店も本誌創刊号で紹介している。

 

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(写真=“女性専用コインの小柴クリーニング八幡2丁目店(広島市佐伯区)も同じく【特別賞】に)

 

 ユーザーにとって使いやすい店舗であり、質の高いサービスを提供する店舗に与えられる【UI・UX部門】は、熊本県山鹿市のランドリーステーションひまわりが受賞。24 時間営業で夜間も周辺を明るく照らし、こども110番に傘の無料貸し出しなどの地域貢献が高く評価された。

 

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(写真=【︎ UI・UX部門】は、ランドリーステーションひまわり(熊本県山鹿市)が受賞)

 

 IT技術を駆使した店舗を選ぶ【IT部門】は、東京都江戸川区のコインランドリーwash+  中葛西店が選ばれた。同店には案内役としてPepperが常駐しているほか、QRコードによる値引き対応ができ、今後はLINE@も活用予定という。なお、同店も本誌創刊号で紹介している。

 

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(写真=【IT部門】に選ばれたのは、コインランドリーwash+ 中葛西店(東京都江戸川区))

 

アワード選考委員

 ▽全国機材商経営同友会 会長・上田良堂、▽HANJO HANJO編集部 編集長・加藤陽之、▽ITビジネスコンサルタント/ジャーナリスト 神尾寿、▽ITmediaエンタープライズ編集長 園部修、▽ゼンドラ㈱ 代表取締役・関誠、▽ランドリービジネスマガジン 編集長・中澤孝治(敬称略)

 

好評だった2つの視察ツアー

 コインEXPOでは、多数のセミナー・イベントが行われたが、募集スタート後、すぐに満席になるなど特に好評だったのが、2つの視察ツアー。

 展示会前日の1日の視察先となったのが、㈱ユーゴー(本社・茨城県小美玉市、沼崎周平社長)の福島県伊達市にある保原店。クリーニングとコインランドリー併設のこの店はなんと、店内にゴーカートコースが設置されており、そのインパクトにみな目を丸くしていた。

 翌2日には、㈱アピッシュ(本社・東京都渋谷区、山崎美香社長)が運営するWASH&FOLD晴海店を見学。コイン+洗濯代行+クリーニング取次という3本柱で知られる同社だが、20 坪程度の都市型店舗で一番店の年商は5,000 万円を超えるそうだ。

 

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(写真=150坪の店内に設けられたサーキット場。月に200人が乗るといい、週末には列ができることも)

 

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(写真=WASH&FOLDの洗濯代行の仕組みに、みな興味津々)

 

 

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