法人利用の増加に対応、低コストで導入可能、「コインランドリー・ＩＣカードシステム」に領収書発行機能を搭載

SYSTEM：コインランドリー・ICカードシステム

旭精工㈱

　旭精工㈱は創業以来、コイン・紙幣・カード関連機器を扱ってきた実績を活かして、コインランドリー業界に向けた製品の企画・開発を行い、現在は「コインランドリー・ＩＣカードシステム」を販売中。コインランドリーにおける法人利用の増加を受け、このほど「領収書発行機能」を新たに搭載した。「第２回国際コインランドリーＥＸＰＯ2017」で販売を開始する。

■「コインランドリー・ＩＣカードシステム」とは？

　同システムはオーナーや販売店はもちろん、全ての利用者の「使いやすさ」を主眼としたシステム構成となっている。

　主な特長としては、コインランドリーの洗濯機＆乾燥機の国内外のメーカーを問わず汎用的に取り付けが可能※で、現在稼働中の環境への導入が容易にできること。オーナーは機械ごとの売上情報を発行チャージ機で簡単に一括レシート印字。カレンダーによるスケジューリング機能で価格／ポイント設定の自動切り替えができる。一方、利用者は非接触タイプのＩＣカードでタッチするだけの簡単支払い。また、利用ごとにポイントを貯めて、発行チャージ機でポイント還元や商品交換用のレシート印字が可能。便利さに至っては、最近のトレンドであるＩｏＴにも対応し、利用者が洗濯機の空き状況をスマホで確認することも可能。その他、各機械のトラブル発生時には、離れた場所でもオーナーのパソコンがあればネット経由の遠隔操作で早期に対応ができる。

洗濯機の稼働状況、残り時間をスマホで確認できれば、「せっかく来たのに機械が埋まっていた！」「いつ終わるか分からないから店で待っていよう」等は無くなる

新機種のＩＣＶ‐２００ＣＬは店舗に１台設置

カードリーダーはランドリーマシーン１台に１つ、メーカーを問わず取り付け可能

■なぜコインランドリーで領収書？

　気になる領収書発行機能は、新機種ＩＣＶ‐200ＣＬと現行機ＩＣＶ- 4000ＣＬにも搭載される。コインランドリーと言えば、かつては学生の利用、そして現在は主婦の利用がメインとなっているが、同社によると「最近は法人で利用するところも増えてきている」という。それに伴って領収書発行機能を求める声も高まっているが、現状のコインランドリーの多くはその場で即発行ができず、後日郵送といった形でタイムラグが生じる。同社がこの新機能を開発した理由は、そんな煩わしさを解消するためだ。

ＩＣＶ‐４０００ＣＬ / ＩＣＶ‐２００ＣＬの画面で領収書発行パネルをタッチ、使用中の機械の端末番号を入力すると領収書が発行される

　また、忘れてはならないのが「コインランドリー・ＩＣカードシステム」がメーカーを問わず汎用的に取り付け可能だということ。これにより、水洗機、洗濯乾燥機などメーカーがバラバラでも導入できるため、コスト面で憂慮するオーナーには朗報と言える。同社では、「既に出回っている領収書発行のサービスは、全ての機械を揃え、集中管理のシステムを導入することが必要。導入コストは当社のものと比較すると桁が変わってくるのではないか」と述べている。

※事前調査、及び機器毎の取り付けキットが必要

旭精工株式会社
本社　〒107-0062 東京都港区南青山 2‐24‐15　
青山タワ－ビル2F
TEL：03‐3401‐6181　FAX：03‐3408‐7420
【事業内容】コイン払出し機、コイン選別機、カード払出し機及びこれ
らを組み込んだ両替機、カード販売機の製造
設立　1969 年11 月
代表取締役社長　安部 寛　　資本金　1200 万円
従業員数　250 名
【ＵＲＬ】https://www.asahiseiko.com

 

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