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FRANCHISE:カー用品店国内最大手「オートバックス」のコインランドリー、「570店舗中13位」の繁盛店

 

マンマチャオ

 

 国内最大手のカー用品店「オートバックス」をフランチャイズ展開している㈱G-7ホールディングス(ジーセブンホールディングス)のグループ会社である㈱G-7・オート・サービス(本社・兵庫県神戸市須磨区、野口真一社長)が、「mammaciao(マンマチャオ)」をフランチャイズ(FC)展開している㈱エムアイエスと契約を結び、コインランドリー事業をスタートさせたのは今から3年前の2016年のこと。

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写真:「全国13位」の売上を誇るマンマチャオ亀岡店

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写真:オートバックス


 G-7は「少子高齢化や若い世代の車離れにより、オートバックス単体での集客は年々難しくなっており、改善策の一つとしてコインランドリーを採用しました。店舗によっては、敷地にスペースが余っているところもあり、土地の有効利用という側面もありました」と、コインランドリーを始めた理由を述べており、2016年8月、京都府亀岡市に第一号店「マンマチャオ亀岡店」をオープンした。

 元々、「やるならFCで」という考えだったそうで、しかも他のFCを検討することも無く、マンマチャオと出店の話を進めたという。その理由は、「急成長を見せていたコインランドリー市場で、マンマチャオも急成長を遂げていました。当社としても、これからコインランドリー事業を成長させていきたいという考えだったので、伸び盛りの企業と組むことで、お互いに切磋琢磨していけるのでは、という想いがありました」とG-7は述べている。また、マンマチャオの24時間365日対応のコールセンターと遠隔返金システムも、機械の不具合や操作ミスなど、トラブルがあった際のお客への迅速な対応と本業への専念を両立させたいG-7の心を掴んだ。

 その後、着々と店舗を増やし、2019年5月現在は亀岡店以外にも兵庫で2店舗(西脇店とひよどり台店)、福井で1店舗(さばえ店)、千葉で1店舗(木更津金田店)の合計5店舗を展開している。5店舗の中で、特に亀岡店は、全国のマンマチャオ570店舗の中で13位の売上を記録している繁盛店だという。

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写真:千葉県木更津市にあるマンマチャオ木更津金田店


 「全国のマンマチャオで売上13位」と言われると、その亀岡店の取り組みが気になるが、尋ねてみると「とにかく清潔な店舗を保つこと」というシンプルな答えが返ってきた。毎朝3時間かけて、店内をコツコツ丁寧に清掃し、機械は外側と内側を消毒スプレーで磨くという。さらに話を聞くと、朝の時間帯は高齢者の来店も多いとのことで、この時間帯に清掃スタッフがいることで機械の操作説明の対応もでき、初めて来店するお客もリピーターに繋がりやすいという。オープンから半年の間、清掃時間は1〜2時間にしていたが、半年後から3時間にしたところ、有人の時間が増えたことで「お客様の定着率がジワジワと上がりました」とG-7は話す。コインランドリー経営に売上が劇的に上がる「特効薬」などない。特別なノウハウで売上をUPさせたのではなく、清潔な店舗を保とうとする地道な取り組みが、顧客対応にも活きて「全国13位」という結果を生んだのだ。

 また、カー用品を販売しているオートバックスだけあって、どの店舗も広大な駐車スペースがあるのが強みとのこと。特に、モール(G-7モール)に出店している、木更津金田店・西脇店、ひよどり台店はそれぞれ50〜200台という圧倒的な駐車台数を誇るため、「せっかく来たけど車が止められない」ということがないそうだ。

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写真:モールの駐車スペース


 併設するオートバックスや、G-7モールの各店(業務スーパーなど)への波及効果もあり、今後も出店は続けていきたいと話している。また、それと同時に、「地域貢献を目指し、地元に根付く店舗にしていきたいです」と今後の方向性を述べていた。

フランチャイズに関する問い合わせは、エムアイエス(TEL0120-79-5523まで)


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