FRANCHISE：即時償却による節税と好立地出店を同時に実現し、資産を形成・出店数を伸ばす「ブルースカイランドリー」

㈱ジーアイビー

　愛知を皮切りに全国にかけて、フランチャイズで「ブルースカイランドリー」を90店舗展開している㈱ジーアイビー（本社・愛知県名古屋市、鈴木衛社長）。出店が困難といわれる、イオンモールなどの大型複合施設やカインズなどのホームセンターの敷地内といった、集客力の高い好立地を提供する点が最大の特長で、現在急激に店舗数を伸ばしている。　

f:id:murakamihjm:20191227162231p:plain
写真：地元の有力大型複合施設やホームセンターの敷地内といった好立地をオーナーに提供。写真は中部地方に基盤を持つホームセンター・ＤＣＭカーマの併設店

　また、税務会計の業務に長年携わっている鈴木社長ならではの考えが、ジーアイビーの特長として打ち出されている。それが「コインランドリーは不動産に代わる資産形成ビジネス」という考えで、その知識をもつ営業マンが、収益性の割り出しやソフト面でのノウハウの提供など、運営においてもきめ細かくサポートしている。また、税理士法人をグループ会社として持ち、税制面でも手厚くオーナーを支えている。

　今回は、2019年11月末に三重県松阪市「ブルースカイランドリーコスモス松阪川井町店」をオープンしたばかりのオーナー・服部博行さんに話を伺った。

f:id:murakamihjm:20191227162337p:plain
写真：株の売り出しによる所得増がコインランドリー開業のきっかけとなった服部博行さん

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

——さっそくですが、服部さんはテレビの録画機器や冷蔵庫といった家電の組み込みソフトウェア開発メーカーの経営者だとお聞きしました。上場もされているとのことですが、一体なぜコインランドリーを？

　コインランドリーは、私の保有している株の資産管理会社で個人的に行っている事業になります。経緯としては、本業で上場する際に、株をぱっと売り出さなくてはならなかった。そこでかなりまとまったお金が入ってきたわけです。当然、その年の税金が大きくなるので、取引先の銀行から「税金対策でコインランドリーやってみませんか？」と言われたのがきっかけです。

——なるほど。60〜70％の即時償却が可能な点（中小企業経営強化税制の改正で2021年３月末まで※延長の可能性あり）に目を付けたというわけですね

　はい。正直に言うと、コインランドリーのことは全く知りませんでしたが、銀行の方からは「その税金だけでコインランドリーを開業できますよ」と言われたので、やってみようと思いました。

——ゼロからのコインランドリー経営のスタートですね。なぜ、「ブルースカイランドリー」を選んだのでしょうか？

　まさにその通りですね。実際、自分が始めてみてようやく、車で街を走っているときに「あれ、最近コインランドリー増えてきたな」と感じるようになりました。言わずもがな本業がありますから運営にかかわる余裕もないので、銀行からの紹介で出会った「ブルースカイランドリー」で出店することにしました。

f:id:murakamihjm:20191227162424p:plain

f:id:murakamihjm:20191227162438p:plain
写真：ブルースカイランドリーコスモス松阪川井町店

f:id:murakamihjm:20191227162625p:plain
写真：︎松阪川井町店の店内

——日々の集金、販促、店舗に午前中だけ常駐するパートスタッフの管理（勤怠、給料、教育）など、すべてジーアイビーが行ってくれる、言ってしまえば「手離れがいいコインランドリー経営ができる」ということですね

　そういうことですね。「お金は出したのであとはよろしく」、そんな感じです。まだオープンから１か月経っていないということもありますが、お店にも１回行っただけです（ジーアイビーでは、こうしたオーナーがほとんどだという）。

——オープンから間もないですが、客入りはいかがでしょうか？

　そうですね。オープン直後は大勢のお客さんが来ましたが、今は少し落ち着いています。開業の話を進める中でジーアイビーさんからは、「１〜２年は赤字になると思います」と言われていたので、徐々に認知が進んでお客さんも売り上げも伸びていって欲しいと思っています。初期投資は空きテナントを利用した分費用が浮き、総額3800万円ほどでした。シミュレーションでは回収に約10年とのことでした。

f:id:murakamihjm:20191227162528p:plain
写真：オープン日にはポイント還元などのイベントをおこなう

——なるほど。今後、ジーアイビーにはどのようなことを期待していきたいですか？

　私も経営者ですので、事前のシミュレーションどおりに上手くいくことはあり得ないことだと分かっています。それよりも先ほど言ったように、街中でコインランドリーが増えてきているので、いずれ淘汰される時代がやってくるはずです。その時、個人経営だと手が回らないであろう対策の部分でジーアイビーさんに期待しています。そして、少しでも将来の資産形成に繋がればいい、そんなふうに考えています。

f:id:murakamihjm:20191227162711p:plain
写真：本業の社長室には趣味のラジコンがずらりと並ぶ。ロケットは火薬を入れると2秒で上空400mまで到達するそうだ

——本日はありがとうございました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

　なお、ジーアイビーは１月23日（木）〜25日（土）まで、東京ビッグサイト南展示棟で開催される「第３回資産運用ＥＸＰＯ」、不動産投資フェアブースに出展する。23日14時40分と24日11時から、セミナー会場にて鈴木衛社長による「“稼ぐ”コインランドリー事業最強モデルの全貌！！コインランドリーによる資産形成とIOTによるマーケティング戦略の全貌。」が行われる。

　開業に関する問い合わせは同社（TEL 052-201-3200）まで。