【展示会特集:㈱ツー・エム化成〈ブースNo.105〉】「抗ウイルス加工」で衛生的な洗いを実現 欧州公定殺菌試験(EN試験)に合格した薬剤も新登場!
新型コロナウイルスの感染拡大がパンデミック=世界的な大流行になったとの認識を2020年3月にWHO(世界保健機関)が示してから既に1年半ほどが経過したが、日本国内では現在も感染者数が増えており、終息までまだまだ時間がかかる模様。
長引くコロナ禍で消費者の衛生志向が高まっている中、業務用洗剤・加工剤を数多く開発し販売を行っている㈱ツー・エム化成では、このほど「抗ウイルス加工」で衛生的な洗いを実現する洗剤と加工剤を新発売。
実は、それらの薬剤は「発生当初には研究・開発を終えていたものの、各業界のあらゆる企業から検査機関への依頼が殺到しており、当社もひたすら順番が来るのを待っていたが、1年3か月経って、ようやく朗報が届いた」ことで、正式発売となったそうだ。
▲コインランドリーは不特定多数が利用する施設だけに、多くの人が触れるたたみ台や洗濯かご、ドアノブ等は、常に信頼できる薬剤で清潔に保ちたいもの
コインランドリーやクリーニングなどに向けた、水洗い用の加工剤が「ウェルシャットWG」。
水洗いの加工及び最終すすぎ時に使用することで、抗ウイルス加工が可能。エンベロープタイプ(新型コロナやインフルエンザ、B型・C型肝炎等)及び非エンベロープタイプ(ノロ、ロタ、アデノ等)のウイルスに対応する。洗いやすすぎ時に使用するほか、水で希釈してのスプレー加工もOK。
▲水洗い用の加工剤「ウェルシャットWG」の抗菌性試験および抗ウイルス性試験の結果(同社資料より)
「ウェルシャットWG」は前述の通り、水洗いで使用する加工剤であるが、「ウェルシャット0(ゼロ)」と「ウェルシャット0(ゼロ)・クリーナー」は、コインランドリーの店舗入口やたたみ台、床、洗濯かご、トイレ等の水回りのほか、多くの人が触れる洗濯機や乾燥機のドアやボタン回りへの使用が最適な、ヨーロッパ生まれの抗ウイルス・除菌・抗菌・防臭剤で、後者には洗浄剤としての機能も加わっている。
いずれも細菌や酵母、カビ等の微生物やウイルスに対する欧州公定殺菌試験(EN試験)に合格しており、ヨーロッパで広く使用されている薬剤で、エンベロープ及び非エンベロープのウイルスに対応可能。ヨーロッパでは、主に食品製造や病院・医療設備・ホテル・レストラン等において、表面菌の処理に使用されているという。
▲「ウェルシャット0(ゼロ)」と「ウェルシャット0(ゼロ)・クリーナー」の欧州公定殺菌試験(EN試験)結果(同社の資料より)
同社では、「全てのウイルス・菌に効果があるわけではない」としているが、コロナ禍で関心の高まっている「より衛生的な洗いを実現する製品群が登場しました。コインランドリーはもちろん、クリーニングやリネンサプライ、介護施設等でも、幅広くご使用いただけます」と広く採用を呼び掛けている。
株式会社ツー・エム化成
本社 大阪府東大阪市元町2-3-60 TEL:072-988-0771
代表取締役社長 水上 雅博
【事業内容】工業用洗剤製造販売
設立:昭和55年11月21日 資本金:2000万円
従業員数:35人
【URL】https://www.2m-kasei.co.jp
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